2009年12月10日

Google Apps 2009年総括セミナー in Google に行ってきました(仕事がらみ)

★Google Apps 2009年総括セミナー in Google★
〜Google Appsの基本から事例まで〜
http://google.apps.web-dsk.net/Home/seminar
【開催日時】2009年12月8日(火)14:00〜17:00
【会  場】グーグル株式会社 東京都渋谷区桜丘町 26-1 セルリアンタワー 6 階
【主  催】株式会社電算システム
【共  催】グーグル株式会社

打鍵音が聞こえないセミナーって久々…
お偉いさんっぽい人が2/3、情シス部門っぽい人が残り
技術系というより営業のセミナーです


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14:30 セッション1 「Google Apps 〜 クラウド時代の到来!! 最新機能のご紹介 〜」 株式会社グーグル Enterprise Sales 山本真人氏
- 日経でバズっている「クラウド」を多用して説明
  - さも「クラウド≒Google」というように説明
- Googleの変遷を紹介
- エンタープライズにシフト
  - コンシューマからエンタープライズに技術転用
  - コンシューマのもので大丈夫か?
    - Linuxもかつて趣味のものでした。今は…
    - オフコン・汎用機の時代、PCは趣味のモノでした。今は…
  - フォーチュンが選ぶ100社のうち60%が、Googleの何らかのサービスを利用
- GoogleApps
  - コストはユーザアカウントの数だけ
    - サーバを用意したり不要。PCとネットがあればOK
    - ユーザ数の変動が激しい、新会社の立ち上げに有利
- 情シス部門に対するメリット
  - コスト低減
    - GoogleAppsと同程度のものを自社構築すると、ソフト・ハード・工数で1ユーザあたり3万円〜15万円かかる→1ユーザ6000円で済む
  - セキュリティ向上・パッチ当て不要
    - 情報漏洩の80%がPCの盗難や流出→AppsならPCに情報が残らない
  - メンテフリー
    - 故障対応・パッチ当て→不要→PC持出しが不要
    - ヘルプデスクの負担軽減
      - 社員が増えた→管理画面で増やすだけ。ユーザはURLを叩くだけ
      - PCが故障して入替え→PCにデータが残らないのでデータ移行不要
      - 使い方の説明→コンシューマで使っていれば使い方は同じ
    - トレーニングフリー
      - コンシューマ向けを使っていればそのまま使える
      - メールはクライアントソフト(OEやThunderbird等)でも使える
- 機能
  - メール
    - 容量25GB
    - 整理しない。必要なときに検索
    - 従来からの移行時は、Gmailで受信して従来にフォワードするやり方だとスムース
  - チャット
  - カレンダー
    - (サイボウズを引き合いに出していた)
    - 案件をカレンダー上でドラッグ&ドロップで日時の変更可能
    - 会議室予約、備品管理(借りる)も管理できる
  - ドキュメント
    - MS Office不要
    - 収納フォルダを共有できて文書を共有化(権限付加できる)
    - MS OfficeファイルからImport、MS OfficeファイルにExportできる
  - ビデオ
  - sites
    - HTML知識不要でポータルサイトを構築できる
  - メールアーカイブ
    - オプション(Postini)
    - コンプラ対応
  - ケータイ対応
    - スマートフォンなら編集も可能
- 今後の対応
  - バージョンアップで追加費用なし
  - 来年早々バージョンアップあり→GoogleWaveを取り込み
  - 来年春ごろ、ChromeOS
- セキュリティ
  - 暗号化して細切れにしたデータを世界各国のIDCに冗長格納している(GFS、BigTableのこと)
  - IDCのある国で開示請求を求められて開示したとしても細切れなので意味のないデータ(開示に応じたことはない)
  - IDCの場所は言えない(分からない)日本にはないことは確か(米国だけではないという答え方)
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15:20 休憩
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15:30 セッション2「GoogleAppsの事例・導入ユーザー紹介」 株式会社電算システム システムエンジニア事業部 営業部 課長代理 相村崇
- ※クラウドの連呼でぐったり
- コスト
  - カネ…料金
  - ハード、ソフト
  - 人的(メンテやサポート)
    - 見えない、導入後に気づく
- モバイル対応
  - ケータイで見られる
- 事例(相手側の要望でスライドには載せられない)
  - ToTo
    - 海外拠点から国内拠点に展開した
    - 拠点間で連携を取りたかった
  - 東急ハンズ
    - 統合スケジューラがなかった、メールボックスの容量が少ないを解消
  - 角川マーケティング(TokyoWalker)
   - 営業中心、移動が多い
   - 口コミで強制無しで95%がGMailに移行した
  - 全国農薬協同組合
   - 年配者が多い
   - 従来利用のOutlookExpressをメールクライアントそのままでAppsに移行した
   - OCNホスティング利用からAppsに切り換えて利用コスト60%ダウン
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16:10 セッション3「GoogleApps関連サービスのご紹介」 株式会社電算システム システムエンジニア事業部 営業部 テクニカルセールス 田中孝二
- スライドのまま
  - メモするようなことはなかった
  - アクセス制限・SSO(ゲートウェイ)→オープンソースでできるよ
  - 二重配信→Appsの設定変更でできるよ
  - メールアーカイブ→ゲートウェイを挟めばオープンソースでできるよ
  - ワークフロー→当社で使うかなぁ…
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16:40 質疑応答
- 参加者が電算システムの人に質問
  - Q. 電算システムにApps導入を依頼した場合のイニシャルコストは
    A. DNS設定10万円から→レコード3つ書き換えるだけなのに…
       管理者教育10万円から→!?
       メール二重化(Gmailで受信して従来に転送して移行をスムースに)別途相談→やるよ!10万でやるよ!
  - Q. 電算システム提供の機能を利用する場合は年額?
    A. ASPなので年額

- Googleの人に個別に質問
  - Q. スタンダードエディション(無料)とプレミアエディション(有料)の違いは
    A. 無料版をまず使ってもらい有料版にアップグレードする考え方
       無料版はユーザ50まで
       無料版にない機能:ビデオ/施設予約/API(サードパーティのアプリ利用)
       無料版は有料版より容量が少ない
  - Q. 有料版にするとき「クレジットカードでできます」と案内があるが?
    A. クレカでも可能だが、Googleかリセラーに申し込みしてもらえば請求書払いもできる
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17:10 終了
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- 備考
  - Googleの人と名刺交換
    - 要望があれば説明に伺いますとのこと。
  - 電算システムの人とは名刺交換だけ
  - GoogleAppsの窓口担当とのチャンネルを作るという目的は達成しました

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